2023年12月19日
「豊かな海の早期実現に向けた副市長要望」


 
 令和4年10月、兵庫県において栄養塩類管理計画が策定され、垂水処理場が面する大阪湾西部海域、大阪湾(ハ)の観測では、全窒素濃度について、県条例が定める最低下限基準を下回っており、2013年度以降、ほぼ全ての年度において県条例の基準値違反の状態が続いているため、垂水処理場は神戸市内で唯一「栄養塩類増加措置実施者」として選定されました。
 
 同じく栄養塩類増加措置の実施者に選定された加古川下流浄化センターや明石市内の浄化センター等では、県栄養塩類管理計画の水質目標値の早期達成に向けて、高度処理をやめて、標準活性汚泥法などによる栄養塩類の増加に取り組んでいますが、神戸市のみ対応されていないため、本日、兵庫県漁連の田沼会長、神戸市漁協の山田組合長と共に副市長へ直訴。漁業者の大変厳しい、苦しい現状、生の声を聞いていただきました。
 
 「魚が餓死」する貧しい海を、今こそ「豊かな海」へ。